地域密着型金融推進計画の進捗状況表
【平成17年4月から平成19年3月まで】
当金庫では、平成17年3月に公表されました「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム」に基づき、「地域密着型金融推進計画」を策定し、地域経済の活性化や中小企業金融の円滑化のために、お客様の視点とお客様とのふれあいを重視して、各種施策に取り組んで参りましたが、ここに対象期間(平成17年4月～平成19年3月)が終了しましたので、その成果を公表いたします。

1． 事業再生・中小企業金融の円滑化

営業店長による定期的訪問や、本部スタッフとの経営支援活動は、順調に稼動しており、一定の成果を上げることが出来た。しかし、地元企業の経営体質は脆弱であり、ランクアップに努めているが、最終破綻を迎えないように懸命に支えるケースが発生している。
今後は、定期訪問による経営支援につながる情報提供を行うこととともに、専門家を交えた経営支援をより一層強化していきます。
定期訪問と研修の実施により、再生に向けたノウハウの蓄積とスキルの向上を図ることが出来ました。
当庫営業地区においては、事業所数の減少が著しく、既存事業所に対しての支援に重点を置いてきましたが、地域経済の浮揚のため新規創業に関しても積極的に関わりを持つ必要性については認識しており今後体制を整備し取り組んでいきます。

２． 経営力の強化

取引基盤の拡充のため、融資の取引を整理した関係で先数が減少したが、実質的な取引先の確保に向けて邁進しています。
信用リスク管理に関しては、データの蓄積が少ないためより一層のデータ整備を行っていきます。
コンプライアンスに対する意識を徹底していきます。
営業基盤の確立と拡充に重点を置き、地域との関係強化を第一に業務を展開してきており、リスク管理に関して、まだまだ不十分であると認識しており今後はリスク面に注力した態勢を整備する。

３． 地域の利用者の利便性向上

ロビーでのお客様の作品展示は定着しており、常時作品展示が行われている。
お客様に喜んでいただけるイベントを継続して実施していきます。(七夕・餅つき・雛祭りを実施)
CS調査は継続して実施、要望に応える取り組みを行っていきます。
積極的な情報開示のためディスクロジャー誌、ホームページの改定に取り組んでいます。
地域における「いいしん」の地位をより確かなものとするため、ロビーを解放した展示会・イベントは今後も継続して実施していきます。また、地域づくり事業、地域行事にも今まで以上に積極的に参加していき、「いいしん」の地域での信頼感・価値観を高め、お客様の利便性向上に努めていきます。