中小企業者等の金融円滑化基本方針

平成22年1月13日

中小企業者等の金融円滑化基本方針

飯 塚 信 用 金 庫
理事長 新開 昭彦

飯塚信用金庫は、地域の中小企業および個人のお客様に必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、以下の方針に基づき、地域金融の円滑化に全力を傾注して取組んでまいります。

  1. 取組み方針
    地域の中小企業および個人のお客様への安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である信用金庫にとって、最も重要な社会的使命です。
    私どもは、お客様からの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、これまでと同様、お客様の抱いている問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取り組みます。
  2. 金融円滑化措置の円滑な実施に向けた対応
    当金庫は、上記取組み方針を実施するため、以下のとおり、態勢を整備するとともに適切な対応に努めます。
    (1) 平成21年12月7日より全営業店および本部審査部に金融円滑化対応責任者ならびに担当者を配置し、お申込みに対して、営業店と本部審査部の連携を密にして迅速に対応しております。
    (2) 平成21年12月7日より全営業店に金融円滑化ご相談窓口を設置し、これまで以上にきめ細かに対応しております。
    (3) 平日にご相談できないお客様のために、平成21年12月12日より本店別館に休日金融円滑化ご相談窓口を設置しております。
    (4) お取引先企業から要請があった場合には、経営再建計画の策定を支援します。
    (5) 貸付条件の変更等を行った後、経営再建計画の進捗状況を適切に管理するとともにお取引先企業に対して必要な助言を行います。
    (6) 住宅ローンご利用のお客様から貸付条件の変更等の申込みがあった場合には、無理のない返済に向けて、お客様の財産や収入の状況を勘案しつつ、きめ細かくご相談に応じます。
    (7) 貸付条件の変更等のお申込みをお断りする場合には、これまでのお取引関係やお客様の知識などを踏まえ、お断り理由を具体的かつ丁寧に説明します。
    (8) 貸付条件の変更等を行った後であっても、必要資金についてはご相談に応じます。例えば、貸付条件の変更等の履歴があることのみをもって、新規融資や貸付条件の変更等のお申込みをお断りしません。
  3. 他の金融機関との緊密な連携
    当金庫は、複数の金融機関から借入を行っているお客様から貸付条件の変更等のお申込みがあった場合など、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客様の同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。

以 上